いいカップル、いい夫婦とは
- 2013/01/06
- 21:18
恋愛でよく失敗をする方ほど、
「価値観が合わなかった」
「性格の不一致があった」
とおっしゃいます。
これは言い換えれば、ご自身の選択ミス、ということになります。
今回はイケル!と思って、期待して付き合ってみた結果、
実は、自分が思い描いていたような理想の相手ではなかった…、
ということになります。
でもちょっと待ってみてください。
「価値観が合わなかった」、「性格が不一致だった」、に対して、
では一体、具体的に、何が一致していれば、
不一致だったと言わなくてすむのでしょうか?
「価値観が合わなかった」、「性格が不一致だった」と言って
別れていく方の大半は、実は、その答えを知りません。
正確に言うと、知らないから価値観や性格のせいにしているだけです。
いわゆる一般的で漠然とした、別れの決め台詞を引用しているだけなのです。
何が一致していれば良いのか、それは、
いいカップル、いい夫婦を参考にすれば、答えはすぐに見つかります。
①いい男女は、お互いを尊重します
②いい男女は、お互いを求め合います
③いい男女は、お互い支え合い、充電し合います
そしてここが大切、
いい男女は、これらをずっと永遠に繰り返します。
これが、カップル、夫婦、男女ひと組、1セットとしての成長です。
個々が成長しているようで、ひと組の男女として、きちんと成長しているのです。
何かをきっかけに喧嘩しても、時にお互いを傷つけてしまっても、
結局はまた、きちんと上記①~③を繰り返します。
①~③を繰り返し、お互いのエネルギーの心地よいバランスを保つのです。
人の心臓は動き続けます。止まったら大変なことです。
人の体温は一定に保たれます。恒常性(ホメオスタシス)の性質です。
人は疲れたら眠ります。
寝て起きたら、疲れたカラダや脳は復活し、また働いたり勉強できたりします。
人はおなかがすいたら食事をします。
食事をすませたら、栄養が体中に行き渡り、また働いたり遊んだりできます。
人は、主たる生活の主たる部分は、
内部や外部からの影響や変化があったとしても、
結局のところ、同じことを繰り返しているのです。
それが、人にとって心地よい、快適だからです。
実は、いい男女の恋愛にも、いい男女の夫婦関係にも、
同じことが言えます。
あるヨーロッパの哲学者が言いました。
「いい恋愛、心地よい関係、快適な生活は、
ふたりで、同じことを繰り返すことができるか、できないか、
ただそれだけのことだ」
と。
冷めた発言のように聞こえますが、その続きもあり、
「性格や価値観が合わないから別れた、
これは、人のせい、他のせいにしているだけであり、
自分自身が、「愛(上記①~③)」を繰り返せなくなっただけだ」
と締めくくっています。(中略)
愛があるから、①~③を繰り返すことができるのではなく、
①~③を繰り返せるから、愛が芽生え、
さらに①~③を繰り返すから、愛が深まり、成長し、保たれ、
愛が深まるから、多少の問題が起きても乗り越えられ、
また再び、①~③を繰り返すことができる
ということになるのです。
人がいるから、心臓が繰り返し鼓動するのではなく、
心臓が繰り返し鼓動するから、人がいるということなのです。
だとすると、カップルや夫婦の幸せを長続きさせるために、
一致させるべきその答えは、性格や価値観などではなく、
①いい男女は、お互いを尊重し合います。
②いい男女は、お互いを求め合います。
③いい男女は、お互いを支え合い、充電し合います。
これら①~③を互いに繰り返し合うことを一致させるべきと言えるのでしょう。
①~③が繰り返せなくなる理由としてよくあるケースは、
●浮気
●別居(離れ離れ)
●嘘・裏切り
●セックスレス
●気持ちが冷める
です。
上記のような問題が起きたり、長く続けば続くほど、
①~③を繰り返せなくなるのが、男女です。
問題は問題のまま放置すると、必ずもっと良くない結果を生みます。
あなた様が自分の机の上でお菓子を食べ、
その食べかすが机の下の床に落ちてしまい、
それに気付いたものの、拾うのが面倒で放置したとします。
落ちた食べかすをその時に拾っていれば、それだけですんだものを
面倒で放置したがゆえに、落としたことを忘れ、その食べかすを足の裏で
踏み潰してしまえば、汚れはさらにひどくなり、
掃除するのがもっと大変になります。
男女に起きた問題も全く同じです。
①~③を繰り返せなくなるような要因は、
小さなものから、大きなものまで、早めに取り除くことで、
問題の解決がシンプルで、複雑化せずに済むのです。
自己と周囲による解決がどうしても不可能なときは、我々がサポートします。
あなた様の問題を問題のまま放置せぬよう、
工夫と努力で、苦難を乗り越えられるよう、祈っております。
⇒ご相談があれば、こちらから、いつでもお寄せくださいませ。
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